神奈川県平塚市の整形外科〜医療法人社団 久保田整形外科医院〜
Dr.久保田の診察室だより

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Vol.14 腰部脊柱管狭窄症

脊柱管とは、脊髄の神経が通る通り道(トンネル)です。腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が椎間板や靭帯、骨棘(骨のトゲ)によって狭くなり(狭窄)し、神経が圧迫されるために生じます。

診断

まず腰の骨に異常がないかレントゲン撮影を行いますが、神経はレントゲンではうつらないため、診断を確定するためには、MRI検査が有用となります。

レントゲン像、MRI T1像、MRI STIR像

MRIでは、脊柱管狭窄の有無、神経を圧迫している箇所やその程度を診断することができます。
また、腰部脊柱管狭窄症がどの程度神経を圧迫しているかどうかを診断することで、下肢のしびれや麻痺に対するアプローチに役立ちます。